DNS設定の注意点など

DNSに設定するレコード

通常のサーバー運用では、概ね以下のようなDNSレコードを指定しておけば良いわけだが、先にも少し振れたように、ロリポップのアカウント情報を参照しても、IPアドレスが書かれていないため、IPアドレスは自分で調べる実用がある。

物理サーバーのアドレスは、初期ドメインに紐付けされているので、これを緒にテキトウにテストしながら、IPアドレスを特定していく。

WEBサーバーのIPアドレスの調べ方

例えば、Linuxのターミナルコンソールからなら、以下のようにする。

# nslookup mydomain.mond.jp
Address: 8.8.8.8

Non-authoritative answer:
name: mydomain.mond.jp
Address: 157.7.107.57

# dig mx mydomain.mond.jp

; <<>> DiG 9.8.2rc1-RedHat-9.8.2-0.62.rc1.el6_9.1 <<>> mx mydomain.mond.jp
;; global options: +cmd
;; Got answer:
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 58968
;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 2, ADDITIONAL: 2

;; QUESTION SECTION:
;mydomain.mond.jp. IN MX

;; ANSWER SECTION:
mydomain.mond.jp. 600 IN MX 10 mx01.lolipop.jp.

;; AUTHORITY SECTION:
mond.jp. 69522 IN NS dns2.lolipop.jp.
mond.jp. 69522 IN NS sv.madame.jp.

;; ADDITIONAL SECTION:
dns2.lolipop.jp. 69522 IN A 210.188.212.68
sv.madame.jp. 69522 IN A 157.7.190.90

;; Query time: 75 msec
;; SERVER: 8.8.8.8#53(8.8.8.8)
;; WHEN: Mon May 1 23:48:17 2017
;; MSG SIZE rcvd: 137

以上より、

  • WEBサーバーIP アドレス : 157.7.107.57
  • Mail Exchanger ホストネーム : mx01.lolipop.jp

この情報から、自分の運用しているDNSに以下のレコードを追加しておく

mydomain.com.             IN A      157.7.107.57
mydomain.com.             MX 10     mx01.lolipop.jp.
www.mydomain.com.         IN CNAME  mydomain.com.

mydomain.com.の部分は、自分で取得したドメイン名を指定する。
この場合、http://mydomain.com/ と指定すれば、収容したドメインを表示する用になる。
メールに関しては、独自ドメインのものと同じで良く、MXレコードを書いておけばメールが入るようになる。
但し、ロリポップサーバーの仕様で、サブドメイン宛のメールアドレスが指定できないので、他所で使っているドメインのサブドメイン部分のみを使うということが出来ない。

また、独自ドメインに対して、メールアドレスを新規に作成する際には、MXレコードが設定されていないといったエラーメッセージが表示されるが、これは、無視して構わない。通常であれば、代表ドメインでAliasが切られているだけで良いわけだが、サブドメインでのメールは使えない。

結局のところ、ムームードメインのDNSの使用がほぼ必須となっているようなので、外部のDNSで運用する場合には、不都合極まりない仕様である。ムームードメインのDNSサーバーを利用するためには、ムームードメインで取得したドメインでないとだめなので、「ムームードメインでの取得を推奨します」というのではなく、ほぼ、ムームードメインでのドメイン取得は、必須事項である。

もちろん、他所のドメインでも使えるのだが、かなりの制限を受けることを覚悟する必要がありそうだ。
将来的に仕様が変わって、収容サーバーとの関係が崩れた場合には、仕様上の変更によって使うことができなくなる場合も想定できる。